Shinichi Matsunaga

日本でセンサスのディレクターを務めているShinichi MatsunagaがミッションクリティカルなIoTアプリケーションをサポートする通信ネットワークの重要性について論じます。このようなIoTアプリケーションは、実際、スマートネットワークやスマートシティの基盤になるものであり、セキュアで安定したネットワーク上で実行する必要があります。

現在、IoTという言葉を用いる業種はたくさんありますが、ミッションクリティカルなIoTとは何なのでしょうか?

ミッションクリティカルなIoTというのは、ユーティリティ企業が実装している、水道、ガス、および電気のネットワークに関して、ほぼリアルタイムの通信を実現する、インテリジェントネットワークを説明する場合に用いられる用語です。このようなネットワークのいずれかで障害が発生すると、消費者に壊滅的な結果をもたらし、ユーティリティ企業に莫大な経済的損失をもたらすことになりかねません。このようなネットワークが象徴する重大な側面によって、適切な通信テクノロジーを提供できるサプライヤを選択することが重要になります。

クリティカルなIoTに対応する通信ネットワークサプライヤーをどうやって選べばよいのでしょうか?

IoT市場は企業数ともども成長を続けており、その多くがセルラー領域の企業であり、ユーティリティ企業にクリティカルなIoT通信を提供し、ネットワークがより「スマート」に動作するようにできると主張しています。しかし、このような企業がテーブルに並べる経験や専門知識は、クリティカルなIoT分野のものではありません。消費者の能力、データスピード、データ容量の範疇にあり、そこではしばしば、携帯電話のカバレッジで成功が測定されます。要するに、必要なときに必ず利用できるとはかぎらないという状況です。

自社のポートフォリオに別の名前を追加しようと狙っている、販売が好調で大規模なグローバル企業が溢れているような業界では、十分な情報に基づいて判断することが困難になる可能性があります。しかし、センサスのようなユーティリティにふさわしい企業は、世界中で研究開発に毎年、百万ドル単位の金額を投じ、ミッションクリティカルなIoTが完全に機能する現実であることを保証しています。

スマートネットワークまたはスマートシティを成功させるために、堅牢なクリティカルIoTネットワークがどうしてそれほど重要なのでしょうか?

スマートネットワークの意味するところは、ユーティリティ業界がとてつもない効率性とサステナビリティを達成する新時代に突入することであり、それにより未曽有の機会が生み出されるのです。これは、世界の環境および経済的健全性への貢献を約束するものです。それには、清潔な水、信頼できる電力、安全なガス、効率的な公共照明を提供する、信頼性と安全性、柔軟性を備えたスマートインフラストラクチャが必要です。ユーティリティ企業が通信テクノロジーのパートナーに投資する場合は、投資を保護するために、ある種の契約による保証と厳格なサービスレベル契約(SLA)を整備できるようにする必要があります。

適切なクリティカルIoTテクノロジーサプライヤーは、どうやってユーティリティ企業に変化をもたらすことができるのでしょうか?

スマートグリッドのプロジェクトは、国の重要なインフラである通信ネットワークの接続性に責任に負っており、それを完全にサポートするには、専用ライセンススペクトルの選択と可用性が必要不可欠です。すなわち、専用周波数帯を使用することにより、よりよい信号対雑音比、低い干渉、接続性を約束します。これらの要因はすべて、発展するスマート業界からの高まる需要に対応し、最終的に業務効率を向上させるスマートネットワーク展開の成功の確保を促進します。日本のユーティリティは、スマートネットワークを実装するメリットを理解し始めています。実証実験の結果が水などの資源を節約する能力がただちに得られるだけではなく、従業員の作業環境をより安全なものにする一方、企業の運用効率全体が向上することを示しています。適切なクリティカルIoTテクノロジーを利用すれば、「スマート」にすることは簡単です。