FlexNet通信技術

スマートメーターとスマートシティのための通信技術

FlexNet™は、スマートメーター、スマート水道ネットワーク、およびスマートシティプロジェクトをサポートするために、特別に設計された広域AMI(高度メーターインフラ)です。FlexNetは市場トップの技術と長距離無線を使用し、各エンドポイントをセキュアな通信ネットワークで結んだ、ダイレクトな双方向通信を実現します。広域無線は、マルチホップネットワークや携帯電話網の通信方式では得られない電波伝搬距離、カバレッジ、および通信の安定性を提供します。

導入実績
センサスのFlexNetは、耐障害性に優れたセキュアなAMI通信インフラを実現することが実証されています。現在、1,600万台以上のスマートメーターと接続しており、世界中の企業や一般家庭、スマートシティにおいて広く導入されています。FlexNetはまた、英国政府によるスマートメータープロジェクトの通信技術に選定されました。このプロジェクトでは、1,000万世帯に導入されるスマートメーターがFlexNet通信ネットワークで運用される予定です。国内においては、小規模な実証実験の実施に対応いたします。

ネットワークアーキテクチャ

FlexNetの特徴

コスト効果に優れたシングルソリューション
FlexNetは簡潔性、適応性、信頼性をコンセプトに設計されています。補完的な通信技術の併用を必要とせず、広域無線を用いることによって、最小限のインフラで確実な通信を行うことができるため、導入、運用、保守コストが削減されます。

 

シンプルなシステムアーキテクチャ
FlexNetシステムでは、無線端末(スマートメーター)がFlexNet基地局と直接通信を行います。そのため、検針データを蓄積転送するためのコレクター等をメーター付近に設置する必要がなく、データ遅延やネットワークの複雑化を回避することができます。

安定した通信
広域無線の優れた電波伝搬特性と建物透過性により、99%以上のメーター初回通信接続率を確保できます。基地局のカバーエリアを重複させることによって、メーターが常に2基以上の基地局と接続できる状態にあるため、接続ルートに支障が発生した場合は別ルートを利用できるように設計されています。また、信頼性の高い通信を提供するために、複数の通信モードを装備しています。

優れたカバレッジ
FlexNetは、都市部、山間部、僻地など、どのような地勢や設置環境においても運用できるように設計されています。基地局あたり半径5~20キロ範囲にある約数万台のスマートメーターをカバーすることが可能です。高出力の無線端末と低ノイズフロアを持つ占有周波数帯を用いるため、どのAMIシステムよりも優れたカバレッジを誇ります。

将来を見据えたソリューション
FlexNetは、自然災害などに対するレジリエンス(回復力)に優れています。ライフサイクルを通じて最適なシグナルパスを確保できるよう、優れた適応性と自己回復力を備えて設計されています。占有周波数帯を利用することによって、その他のシステムやデバイスから電波干渉を受けないため、将来的なシステムパフォーマンスの劣化を回避できます。

データバックアップ
ネットワークデータリンク障害時には、最大30日分のデータを基地局に保管できます。RNI(地域ネットワークインターフェース)およびヘッドエンドソフトウェアに最大13か月分のデータを蓄積することが可能です。

セキュリティ
スマートメーターからMDMSまでのエンドツーエンドシステムセキュリティとして、第三者認証、暗号化、およびキー管理を搭載しています。

国際標準プロトコル
センサスは、米国、欧州、およびその他の国際市場において、標準化活動を支援しています。FlexNetは、DLMS/COSEM、IPv6などの国際規格を採用した展開に対応しています。